和菓子いちむら

和菓子暦

睦月(1月)

  • えくぼ薯蕷

    新しい年を迎えこの一年、えがおで過ごせますように!!願いを込めて。

  • 花びら餅

    宮中で新年にいただく行事食。一般には明治時代にお菓子として作られるようになり、初釜に使われるようになりました。

如月(2月)

  • 下萌

    冬の間に蓄えていた生命の息吹が外へと向かい現れる季節です。雪の下から緑が顔をのぞかせています。

  • ココナッツ万頭

    2月はバレンタインデーがあります。チョコレートは使っていませんが、ココア入りの皮の洋風お万頭です。

弥生(3月)

  • のりこぼし

    春を告げる行事、東大寺二月堂の「お水取り」を彩るのりこぼし椿です。

  • うぐいす餅

    うぐいすが来て、春を告げてくれる頃にはやはりこのお餅が欲しくなります。立春の頃の定番です。

卯月(4月)

  • いちご大福

    小布施産の完熟いちごを使っています。ハウスいちごも終盤。お楽しみに。

  • 桜もち

    関西風の道明寺桜もちです。多々ある桜の意匠のお菓子なかでも変わらぬ人気です。

皐月(5月)

  • 本わらび餅

    「本わらび粉」はわらびの根からつくられた極希少なでんぷんです。独特な香りとこしの強さがあります。

  • 葉桜もち

    すっかり葉桜になってしまった名残を楽しむ葉桜もち。よもぎを関東風生地に混ぜ込んで焼きました。

水無月(6月)

  • 若鮎

    鮎釣り解禁。お菓子でもあやかりました。

  • 梅しそもち

    梅雨を吹きとばしてくれる食材でつくります。さわやかさが口に広がります。

文月(7月)

  • 葛ぼたん

    葛は夏の風物詩。夏のお菓子に欠かせません。小布施産の旬のさくらんぼを葛に加えて練り、包みました。

  • 涼風(ミントきんとん)

    爽やかなミントが意外に白餡と合います。きんとんに仕立てることで、涼しい風がお口の中に広がります。

葉月(8月)

  • 天の川

    七夕にちなみました。都会ではもう見られない銀河。せめて、お菓子に託してみました。

  • 流水(じょうよ万頭)

    精霊のかえる送り盆。すべてはうたかた。流れる水のごとし。

長月(9月)

  • ブラムリーきんとん

    小布施産、イギリスの料理用りんご、ブラムリー。ジャムにして白あんと合わせ爽やかな“きんとん“に仕上げました。

  • ブラムリー道明寺かん

    ブラムリーの果肉と道明寺を寒天でかためてみました。夏の名残りを、道明寺で来る秋を感じて下さい。

神無月(10月)

  • 栗茶巾

    小布施の栗はとっても美味しい。是非、そのままの味を楽しんで下さい。

  • 栗むし

    小豆こしあんに、栗の甘露煮を加え、蒸し上げました。こしあんと栗はベストマッチ!

霜月(11月)

  • 長芋ムース

    千曲川河川敷で収穫される長芋を使い、白あんと合わせたムースです。オブセ牛乳を使っています。

  • 亥の子餅

    11月の亥の日に食べると健康で冬を迎えられるとのこと。多産の亥にあやかり子孫繁栄収穫祝の意味もあります。

師走(12月)

  • ホワイトクリスマス

    聖夜には雪が似合うのでしょうか。雪の結晶を昔の人は六華と呼んだそう。銘とは裏腹。じょう練切製です。

  • 初雪

    マスカルポーネチーズを小豆こしあんでつつみ道明寺餅でいただきます。氷餅を初雪に見立てています。